外壁塗装のお役立ち情報

サイディング塗装の重要性と種類・相場について

2018/8/29

※掲載中の画像はイメージです。

外壁に用いられる素材として人気のサイディングボード。重厚かつ凝ったデザインも可能なことから、こだわりの住宅を求められる方に選ばれています。しかし、サイディングボードは経年劣化によって素材だけでなく、建物内部の問題につながることも少なくありません。そこで今回は、サイディング塗装の重要性や仕上げ手法の種類、塗料ごとの相場についてご紹介します。

サイディング塗装の重要性と種類・相場について

人気のサイディング塗装とは? その重要性について

新築時に用いられるサイディングボードは、表面の塗装に防水機能が施されています。一方、経年によってこの性能が劣化していくと、サイディング自体に水が浸透してしまい、サイディングに反りが発生します。

 

また、劣化した状態を放置し続けると建物内部に水が浸入してしまい、雨漏りや建材の腐食につながる可能性も。この段階になると単なる塗り替えだけでは足りず、大規模な工事が必要になります。結果的に、補修にかかるコストも非常に高くなってしまうでしょう。サイディング塗装を定期的に行うのは、こうした劣化を防ぎ、メンテナンスコストを抑えることにもつながるのです。

 

サイディング塗装の種類

一口にサイディング塗装といっても、使う塗料や仕上げ方法などにより、いくつかの種類に分けられます。以下では、サイディング塗装における代表的な仕上げ手法についてご紹介します。

 

塗りつぶし仕上げ

1色の塗料を使い塗り上げていくもっともポピュラーな手法。施工中は、サイディング壁紙に塗料をベタ塗りします。塗料の種類に制限もありませんし、塗りだけなら技術力もそこまで必要とはなりません。なお、塗料には透明性がありませんので、サイディングの風合いや色合いはなくなります。

 

クリヤ仕上げ

塗りつぶし仕上げ同様にベタ塗りを行っていきますが、透明な種類を用いるためサイディングの色合い・風合いを生かせるのが特徴の手法です。ただし、日々やキズ、色あせなどもそのまま表面に出てしまうため、下地にダメージのない壁に対して施工するのが前提となります。また、汚れ等がある場合には高圧洗浄などを事前に行う必要もあります。

 

二色分け塗装仕上げ

凹凸それぞれを分けて塗り上げる手法です。よりデザインにこだわったり、建物のイメージを大幅に変えたりといった場合に用いられることが多い傾向にあります。なお、塗り分けをするということはその分の作業も増えます。そのため、コストがある程度かかってしまうことを覚えておきましょう。

 

 

サイディング塗装の相場

ほとんどの外壁塗装では、塗装を行う壁の面積と塗料の値段を掛け合わせることで費用が求められます。そのため、サイディング塗装の相場を知る際には、それぞれの種類における1平方メートルごとの平均価格を知ることが大切です。以下で、ウレタン系・シリコン系・フッ素系の費用相場を見てみましょう。

 

・ウレタン系塗料:1,800~2,000円/m2

・シリコン系塗料:2,500~3,500円/m2

・フッ素系塗料:3,500~4,500円/m2

 

例えば、30坪の壁面積のある一戸建て住宅であればウレタン系は18〜20万円、シリコン系は25〜35万円、フッ素系は35〜45万円という計算になります。

 

ただし、塗り面の状態などによって費用は変動します。その他、作業量が変われば総額にも影響がありますので、まずは現地調査などを依頼し、外壁塗装業者側から見積もりを取りましょう。そのうえで、相場より高すぎないか? 逆に安すぎないか? といった点を確認しながら、業者選びを進めてみてください。

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