外壁塗装のお役立ち情報

自分でできるひび割れ補修の範囲と方法について

2018/8/29

※掲載中の画像はイメージです。

外壁塗装は豊富な経験と高い技術力が求められる作業です。しかし、小さなひび割れであれば、あくまで応急処置ではありますが、ご自身の手で補修しても問題がない場合があります。今回は、ご自身でできる外壁のひび割れ補修についてご紹介します。

自分でできるひび割れ補修の範囲と方法について

外壁は自分で補修してもよいのか

外壁にできてしまったひび割れは、一見すると自分でも治せるように思えます。しかし、ひび割れと言ってもさまざまな症状があり、それぞれに最適な対処法は異なります。そのため、本来であれば外壁塗装業者に頼むのが望ましいと言えるでしょう。

 

しかし、小さなひび割れであれば応急処置的にご自身の手で補修を行うことも可能です。具体的には、幅が0.3mm以下のものについては、以下からご説明する材料・方法で対処をしてみましょう。

自分でも手に入れやすい補修材

DIYで外壁のひび割れを補修する際には、目地やすき間を埋めてくれるシーリング材が便利です。なお、シーリング材にはいくつかの種類があり、特性も異なります。以下で代表的なものを見てみましょう。

 

アクリル系

水性なのでよく伸び、塗装初心者でも扱いやすいシーリング材です。耐久性については他のものに劣る他、1〜1日半の乾燥期間が必要になります。

 

■施工箇所例:ALCパネル目地/サッシと壁のすき間/モルタル外壁のひび割れ

 

ウレタン系

高い耐久性が魅力のシーリング材。一方、紫外線に弱いという特性があるので、保護のために塗料を上から塗る必要があります。なお、乾燥のみであれば4時間程度で済みますが、完全に硬化するまでには1週間程度の期間を要します。

 

■施工箇所例:コンクリート/ALCパネル目地/石材スレート/木材・金属

 

シリコン系

高い耐候性・耐久性が魅力のシーリング材。乾燥時間も5時間と比較的短いのが特徴です。ただし、油性塗料を用いる場合は、同日の施工は行えません。

 

■施工箇所例:窯業系サイディング目地/アルミサッシ周り/ALCパネル目地/金属サイディング目地/大理石/モルタル/コンクリート

 

 

シーリング材を使った補修方法

次に、シーリング材を用いた外壁の補修方法についても見ていきましょう。前提として、施工は晴れた日に行います。雨などが降っているとシーリングが接着しにくくなるのでおすすめできません。また、ひび割れの深さによっても補修方法が異なります。

 

浅いひび割れの場合

まずはドライバーやワイヤーブラシを使い、クラック(ひび割れ)の割れ目をきれいに掃除します。次に、シーリング材を割れ目に充塡(じゅうてん)していきましょう。しっかり乾燥したのを確認してから、最後に塗装を行います。

 

深いひび割れの場合

クラックの部分をU字(もしくはV字)に削って、シーリング材を充塡(じゅうてん)するための溝をつくりましょう。次に、施工箇所の周りに養生のためのマスキングテープを貼ります。その後、下地材(プライマー)を塗った後でシーリング材を注入。仕上がりを美しくするために、バッカーやヘラなどの専用の道具を使ってならしてください。また、この作業がおわったら養生テープは剝がしてしまって構いません。しっかりと乾燥期間をおいた後は、塗装を行って終了です。

 

 

業者に依頼するべきひび割れ

前述したとおり、ご自身の手で補修ができるのは小さなひび割れまでです。それ以上のものについては外壁塗装のプロに依頼するようにしましょう。

 

目安としては幅が1mm以上になってしまったひび割れです。0.3mm以下のひび割れ(いわゆるヘアークラック)であれば応急処置でも対処できますが、ここまで進行しているものについては外壁の下地・構造部分に問題が発生している可能性があります。そのまま放置していると、外壁はおろか建物内部の劣化にもつながり、最終的には大規模な補修費用がかかってしまうことも。「大きなひび割れだけど自分で直してしまおう」とは思わず、専門家にきちんと診断してもらったうえで適切な処置を行いましょう。

 

ご自身で補修するか、業者に補修を頼むか、ポイントになるのはひび割れの大きさです。ご自身で補修するのはひび割れの幅が0.3mm以下であるかを確認してください。ただし、ご自身で補修できる幅だったとしても、お家の外壁にあった補修材や専門の道具、正しい手順など気をつけなければならない点がたくさんあります。自信がない場合はプロにお任せするのも選択肢のひとつです。

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